売上を最大化する方法
売上を最大化する考え方
事業には「枠がある」事業と「枠がない」事業がありますよね?
枠がある事業の代表的なものが「店舗」席数という枠があります。その他、トレーナーやネイリスト、士業やコンサルタントなど人が提供する仕事にも枠があります。
逆に枠がないものとしてはコンテンツやマッチングなどがあり、物販も在庫はある意味枠とも言えますが、ここでは売上の上限を決めてしまうものでもないとします。
今回は「枠がある」事業に対して最大化する考え方をお話します。
ご存知のように売上とは、次の式で成り立ちます。
売上=単価×販売数
売上を最大化するには、単価と販売数を伸ばす努力をするわけですが同時に出来ると何も問題なく、それはニーズがめちゃくちゃある強い商品・サービスということです。
今回は、今はないニーズはそれなりにあるがイマイチ伸びない上手くいかないというケースで考えます。
その場合に、どちらかから伸ばすわけですが、考え方はいろいろありますが「数」から伸ばすほうが簡単で早いと思います。
マーケティングを考える場合の基本ですが、自分が売りたいから考えず、お客さまが買いたいから考えることが大前提です。
数を増やすには、そのお客様が買いたい、買ってもいいかなを増やすこと。まずはそこをすることです。
「売上=単価×販売数」で例えば、月の最大の売上=10,000円×100枠とします。今この枠、いくつ売れていますか?
その枠の稼働率です。50枠なら後50余っていますよね。まずは、ここを埋めるのです。その仕組を考えることです。
仕組み化するときに、よく使う方法は「3C」「4P」「SWOT」の基本的な分析です。それとwho、what、誰に何をです。
ここを考えて勝てるパターンを見つけ出すことです。これは1回で正解するときもあれば、何回もやり直して出来るときもあります。
それは、業種・エリア・規模によって異なるのでやってみないと正直わかりません。
ただ、勝てるパターンは必ずあるはずです。
10年前、15年前とお客様の心理や欲求は根本的には変わっていません。
ただ消費の構造は大きく変わりました。その中で一番大きなものが二極化です。ポイントはここを理解して、どう仕組み化するかと考えています。